妊活ブログ〜ハピコの二人目不妊〜

4年前流産し、現在二人目不妊を克服すべく妊活中・・・今更聞けない不妊治療の超キホンから、不妊治療のリアルを現在進行形でお伝えします☆

「トヨタ 不妊治療休暇導入へ」のニュースで思うこと

トヨタが、不妊治療休暇の導入を検討しているそうです!!

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こんにちは!ハピコです。

 

働く女性にとって、不妊治療と仕事の両立は

難しい問題ですよね。

 

体外受精の後は、体を休めたいと思っていても

なかなか休めない。

 

不妊治療への理解も少ない日本では

不妊治療をしていることを職場に伝えていない人の方が

多いのではないでしょうか?

 

そんな中、ネットで見たニュースが気になりました!

 

■「トヨタ 不妊治療休暇導入へ」まずは記事に内容から

 日本人なら知らない人がいないであろう、大企業トヨタさん。

 

私の兄もトヨタ関連のお仕事をしています。

そんなトヨタが、不妊治療休暇の導入を検討しているそうです。

↓まずはニュース記事をご覧ください。

 

晩婚化などで不妊に悩む夫婦が急増する中、トヨタ自動車は不妊治療を受けることができる新たな休暇制度の導入を検討していることがわかりました。
不妊に悩む夫婦は6組に1組に上るとされこのところ急増しており、不妊治療のために休暇をいかに確保するかが社会的な課題になっています。
こうした状況を受けてトヨタ自動車は不妊治療を受けることができる新たな休暇制度を来年1月をメドに導入することを検討しています。
具体的には取得できる休暇の日数を年間、5日程度とし、この間は無給とする方向で組合側と調整を進めています。
給与が支払われる有給休暇は趣味や旅行などに活用してもらう狙いもあるものとみられます。
トヨタではこの秋までに男性社員の育児参加を促すため、総合職のほぼ全てを対象に終日、在宅勤務ができる制度を導入する方針で、少子化などの問題に対応する取り組みを進めています。

引用:NHK ニュースWEBより 

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160805/4634911.html

 

上記のようにトヨタは、
不妊治療のために休暇がとれる制度を検討しているということ。

たぶん、不妊治療では、治療のために会社を休まなくては

ならないこともありますよね。

 

そんなとき使うのは、有給なのではないでしょうか?

その有休を治療じゃなく、

趣味や旅行に活用してほしいという狙いがあると記事には書いています。

 

ちなみに、日本では2006年以降から、多くの企業で不妊治療休暇が

導入されています。

(え?そうなの?って思った方、手を挙げて!)

 

でも、実際に「不妊治療で休みます」と

休暇を取る人は極めて少ないとのこと。

(やっぱりね・・・)

 

治療で休むには、上司や職場に不妊治療していることを

話さないといけないもんね。

 

そこで、一部の企業では、多目的休暇という制度にして

そこに不妊治療休暇を組み込んでいるそうです。

(これならいちいち治療って伝えなくていい)

 

この記事について、私が勝手に思うこと・・・・

 

■影響力のある大きな企業が、不妊治療を取り上げるのはうれしいです

不妊治療について企業が休暇制度を導入しようとする動き

良いですよね。

 

日本では、不妊治療への理解が少ないし偏見も多いです。

 

企業のこのような動きで、今の時代不妊治療が

そんなに珍しいことじゃないこと、

誰にでも起こりうる症状であることに

理解を示してもらえると嬉しいなと思います。

 

ただ気になること・・・

 

■そもそも、有給さえ取れない人が多いよね?

海外に比べたら、日本は働き過ぎですよね。

(って言ってる私も結構、仕事人間です)

 

ここで、面白いデータを見つけました。

世界26か国の有給休暇について調査したデータです。

 

この調査をした旅行会社エクスペディア・ジャパンによると、

30日ある有休を

100%消化するフランスに比べ、日本はわずか60%しか

消化できていないとのこと。

 

ちなみに、日本は、26か国中、25位です。

そう、ビリから2番目。

 

え?26位はどこかって?

韓国でした!!

 

この調査から見ると・・・

そう、日本は、有休が消化できない国なんです。

有休がとれないのではない?

がっつり休暇を取るフランスやイタリアに比べて日本は・・・。

連休と言えば、盆や正月の連休だけ。

 

大手企業では、がっつり休めることもあるけど

零細企業では、

「え?有休ってなにそれ?おいしいの?」

状態ではないでしょうか?

 

堂々と取っていいものなのに

会社の雰囲気でなんとなく取りづらいと言う人が

めっちゃ多いんです。

 

有休って言葉を出そうものなら

「は?何言ってんの?こんな忙しいのに」

って平気で言う上司や社長さんも

多いんですよね。

 

さらに!!!

エクスペディアジャパンの

あなたは今、「休み不足と感じますか?」という

調査によるとね

 

日本人で、休み不足を感じている人の割合が

なんと39%しかいません。

 

え?マジで?

 

そうなんです。もはや、

「自分の用事ややりたいことのために長期で休みを堂々と取る」

ということ自体、日本人には根付いていないんです。

 

さらに、さらに驚愕の調査結果も報告されていました!!

■日本人は有給休暇の日数も知らない

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なんと、有給休暇に無頓着な国で第1位を獲得しています。

 

「有給休暇の日数を知っていますか?」って質問に対して

53%の日本人が、知らないと答えています。

(エクスペディアジャパンの調査結果によるもの)

 

日本人は、休み不足も感じてなければ、

みんな、自分の有給休暇日数を知らないんですって。

 

イエ――イ!働き者だぜ!日本国民!

(なんか・・・うれしくないね)

あ、ちなみに、アメリカも有給消化率が日本に次いで悪く、

有給休暇の日数に無頓着なランキングでも3位に入ってました!

 

日本人は、有休を消化することに対してほとんど、

無頓着なんですね。

 

■もう一つ、有給調査で日本が1位になったものがあります。

↑ほかの国に比べてね

有休をとることに罪悪感を感じる人の割合が26か国中で1位です(´・ω・`)

 

ここまで、長々と有給の話をしましたが

育休みや、不妊休暇が取れない問題は、

休みに対して、罪悪感を感じる人が多いってことが

一番の問題じゃないでしょうか?

 

日本人が有休をとることを躊躇する1番の理由は人手不足だそうです。

休むことで誰かの負担が増える・・・

 

これ言っちゃあなんですけどね、

企業なんて、人が一人休んでも何とか回るんですよね。

でも、きっと責任感があるし、

それはそれで居場所無くなる・・て思うんじゃないかな・・。

(誰かが休んでも回るように仕組み作りはできるはず)

 

それに、

休暇中も仕事のことが頭から離れない人の割合も26か国中1位。

 

ここまでくれば、この勤勉な日本人ってなんかすごくないですか?

働くのが好きなんでしょうかね。

(他人事のように言ってる私も同じく休み取らないかも)

 

あーー日本人って、なんかすごいって思ってたんだけどね、

 

「仕事に満足していますか?」の質問では、

NOと応えた人の割合が、なんと26か国中1位だそうです。

 

なんということでしょう!

 

こんなにも、仕事を中心に生きてて

仕事のことを常に考え職場や周りに気を遣っているのに

仕事に満足していないんです。

 

不妊治療休暇が導入されたら、堂々と休めます。

有休も堂々と取っていいもの

 

だけど、有給休暇をとれる雰囲気じゃなかったり

有休をとることに対して罪悪感を感じる

また、不妊治療への周囲の理解もない。

 

だれかが有休をとろうとすると、

「え?私我慢してんのに、マジで?」

っていう人も多いんじゃないかな?

 

そうじゃなくて、

「え?有休取るの?じゃあ、私も今度取ろう!」

くらいの気持ちで、いられたらいいんですよね。

 

まぁ、休むことに否定的な会社が本当に多い・・・。

だからね、休暇も取りづらいんですよ。

 

■結局、トヨタのニュースで何が言いたいかっていうと・・・

不妊治療の理解が少ない日本では、

トヨタが、不妊治療の休暇制度を導入することめっちゃいいし、

これがニュースになるのもうれしい。

 

ただ、そもそも有休さえもとれない日本人が、

不妊治療の制度を導入したからと言って、

これを本当に利用できるかどうかってとこ。

 

やれ、育児休暇があーだこーだ言ってる中で

「不妊治療休暇とりまあ~す♡」

とは、ならないですよね。

 

さらに、不妊治療に理解が少ないから

「治療なんて土日にやればよくない?」

って声もささやかれるでしょう。

 

クールビズが流行ったときみたいに、

この不妊治療休暇や、不妊治療を受けることに対して、

もはや当たり前!みたいな

世の中になってくれることを、期待してます。

 

もっと、不妊治療に対しての知識が広まってほしい(´・ω・`)

むしろ、生き方とか、働き方とか、もっと個人個人で自由に

選択できるようになればいいなあ。

不妊治療を語れない日本

NHK取材班による、産みたくても産めない

卵子老化の衝撃

産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃

産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃

 

 この本でも書いていますが、

日本は、世界の中で最も不妊について語れない国

言われています。

 

不妊を語ることがタブーになっていて、

加齢が不妊につながることはあまり知られていません。

 

40歳までなら、自然妊娠いけるでしょ?

最悪、体外受精すれば、すぐできるんじゃない?

 

↑こう思ってる若い人、めっちゃ多いと思います。

でも、現状は違うんだよ~!

■日本は世界世界一の不妊大国です。

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女性の活躍と社会進出が進む先進国では、卵子老化のよる不妊が

社会問題になっています。

 

その中でも、日本は、深刻な状態です。

【世界一】の不妊大国となっていることをご存じでしょうか?

 

日本は、不妊治療や妊娠・卵子老化についての認識と教育が不足しています。

正しい知識を学ぶことがないまま、30歳に突入し

子供が欲しいと思ったときに、「妊娠できない」という現実に

はじめて気づくのです。

 (ええ、私です・・これ)

 

卵子老化の真実を知らないまま、

仕事が忙しく、子作りをセーブしている人は

たくさんいます。

 

知識や情報が少ないからです。

 

男性不妊もそうです。知らないから、なかなか病院へ行ってくれない。

いまだに、不妊は女性側に問題があると思っている人は

多いです。

 

これが、不妊治療に縁のない人なら

もっと、もっと深刻でしょう。

 

不妊治療に対し、理解の無い状態では、

不妊治療休暇が導入されても、なかなか利用できません。

 

そもそも、不妊治療を受けていることさえ

周囲には内緒にするはずです。

 

もっと、妊娠や不妊・出産について

きちんと知ることができる教育を

やってほしいなと思います。

(私が小さいときは、性行為すれば妊娠するから気をつけましょう的な教育だった)

 

卵子老化について正しい知識があれば

不妊に対してもっと早くから対策ができますよね。

 

で、今の現状、私にできることって何だろうって考えたら

やっぱりこうやって、不妊治療の経緯を記事にしていくこと。

 

最近は、このブログを通じて、

助産師を目指している学生さんに不妊治療の思いや現状を

お話しする機会もありました。

 

こうやって誰かに伝えていくことで

不妊治療や卵子老化の情報を知らない

誰かの目に止まればいいなと思っています。

 

↓お時間あれば、この記事もどうぞ

 

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それでは、今日はこの辺で♪

長々と最後までお付き合いありがとうございました。

 

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