卵子凍結保存が大注目!妊娠率は?安全性は?卵子凍結保存について
卵子凍結は、全国で350人越え、2700個近くの卵子が凍結保存されているそうです
こんにちは!ハピコです。
6回目の人工授精を終え、まったく何も手ごたえを感じていませんが、元気に過ごしています。
さて、2013年から未婚女性でも卵子凍結保存することを認めるガイドラインが出ましたね。
賛否両論ありますが、やはり将来的に子供が欲しいと思っている方は若い卵子を凍結しておける卵子凍結保存は画期的な方法だと思います。
卵子凍結保存が、あと5年早かったら・・・・
私は、今二人目不妊で、不妊治療をすることなく、凍結した卵子で妊娠出来たのでしょうか?
そんなことは、誰にもわかりません。
もしかしたら、妊娠したかもしれないし、しなくて、不妊治療をしているかもしれません。
でも、可能性はありましたよね。今の不妊治療プラスで、妊娠出来る可能性があったなぁ・・と思うと、やりたかったなぁ。と思うわけです。
■5年前何をしていましたか?
勝手に5年前と言ってますけど、例えば、自分が20代後半くらいだとして、
結婚していない場合、果たして、卵子凍結したのでしょうか。。
今の、不妊治療をしている私から見て、
さかのぼれば、卵子凍結はYes!もちろんやる!
でも。当時の私は、仕事をバリバリしていただろうし、彼氏もいた。
将来の事なんて、ましてや、子供の事なんて考えていなかったと思うので、
卵子凍結はしていなかったのだろうと思います。
現在2700近くの卵子が全国の施設で凍結されているようです。
卵子凍結をした女性の主な理由は、「仕事」と「パートナーが見つからない」だそうです。
正直、すごいなと思いました。
未婚で、将来の子供の事まで考えて、卵子凍結をする、その危機管理。
もしかしたら、30過ぎて、危機感をいただいた方が多いのかもしれませんね。
将来に向けて、選択肢を増やす女性が増えていることで、現代の女性の強さを感じてしまいます。
■卵子凍結保存の妊娠率
では、卵子凍結をしておけば、30代後半でも妊娠出来るのでしょうか?
妊娠の出来る、出来ないは、個々の身体により違いますが、
卵子凍結での体外受精の妊娠率は、10%程度だと言われています。
そう、あんまり高くないのです。
それに、卵子年齢が低くても、母体の年齢が上がればそれは、高齢出産で、
様々なリスクを伴います。
やはり、卵子も母体も、出産適齢期はありますね。
日々の生活習慣や食生活改善などは確実に、早いうちからやっておいた方が
自然妊娠、体外受精ともども、妊娠する確率は上がると思います。
■卵子凍結の安全性
そして、卵子凍結の安全性も気になるところですよね。
将来その卵子を使って、妊娠、出産を考えているのですから、
卵子の保存方法にもかなりの不安を感じます。
もちろん、きちんとした医療機関で保存されているのだと思いますが
もし、施設が倒産してしまったらどうなるのでしょう・・
卵子凍結が、比較的新しい治療法なので、データーがまだ出ていない気もします。。
しかしながら、一人目も体外受精で出産された方の中には、二人目、三人目の事を考えて、一人目の時の採卵した卵を、受精卵で保存されている方も多く、
その受精卵で二人目に恵まれている方も多く知っています。
体外受精であろうと、凍結受精卵であろうと、元気よく育っていますので
やはり、やはり、これは、個々の身体の状態によるものだなと感じています。
■卵子凍結保存はこの先どうなるのか
生殖医療は、本当に目覚ましく進歩していますね。
私は、自分が不妊治療をしなかったら、きっと、興味がなかったと思いますが、
いやーーー本当に、すごい。
卵を採取して、受精させて、培養、子宮に戻すという事だけでもすごいのに、
その卵子を何年も凍結出来る。さらに、受精卵も凍結出来る。
卵子凍結は、この先どうなるのでしょうね。
そのうち、25歳過ぎたあたりから、健康検査のように、卵子を凍結する女子が増えたりするのでしょうか?
まるで、銀行の貸金庫のように、大事な卵子を大切に保管している気分です。
これは私の個人的な意見なのですが、
卵子凍結しようと、体外受精だろうと、自然妊娠だろうと、
子供が無事に生まれてくることは間違いなく奇跡です。
高度生殖医療で手を加え、医療の力で登場した命のように思われがちですが、
進歩した医療でも、妊娠、出産出来なかった方は、たくさんいらっしゃいます。
医療は、手助けするだけで、生まれるべくして生まれてきた命の変わりはありません。自分が不妊治療をしているから言えることなんですけどね。
不妊治療をするかしないか、卵子凍結をするか、しないか
色々な選択肢をよく受け止めて、自分が後悔しないように選んでいきたいなと思います。