妊活・不妊治療の費用っていくら?保険適用と自己負担についてまとめました!
何にいくらかかるか事前に知っておきたい!不妊治療にかかる費用まとめ
こんにちは!ハピコです。
「不妊治療費っていくらくらいかかっていますか?」
「保険が適用される診療を教えてください」
っていうお問い合わせを頂きましたので、治療費をまとめました♡
事前にいくらくらいかかるか知っておくと
安心ですよね♪
不妊治療の費用って、病院と場所によって若干違うので
目安として捉えておいて下さい♪
また、料金表などが掲示板に貼られている病院もあります。
確認して見てくださいね。
■一般不妊治療にかかる費用~保険が適用される診療です~
タイミング法や排卵誘発・基本的な検査はほぼ保険が適用されます。
初診にかかる費用
初診の場合、どの病院に行くかで費用が変わります。体外受精で有名な病院の場合、最初にAMH(アンチミューラー管ホルモン)検査も行うことが多いので大体16000~30000円くらい見てかな。
婦人科や産婦人科では、血液検査と超音波検査だけの場合もあります。おいおい様子を見ながら検査を追加していく感じなので、初診料は大体5000円~10000円あれば足りるでしょう
ホルモン検査
血液検査です。
血中のLH・FSH・プロラクチン・P4・E2などを調べます。
費用は保険適用で2000円前後です。
(自費だと6000円くらい)
採血で気分が悪くなる方は申し出ると寝た状態でやってくれます。
1年毎に調べることが多いので再診の場合は
超音波検査
不妊治療でおなじみの検査です。
膣の中に超音波を出すプローブ入れ子宮や卵巣の様子をモニターで確認します。
超音波検査は、保険適用できる回数が決まっています。
(大体1か月1回~2回)
保険適用の場合は、1500円くらいです。
自費の場合は2500円~3000円くらいになります。
初診では子宮の大きさや筋腫・内膜症がないか?卵巣に問題を抱えていないか?などの確認をします。
他にも卵胞チェックや内膜の厚みなどを測定するために行う検査です。排卵があったかどうかもわかります。
人工授精や体外受精のときには頻繁に受ける検査です。
おまけ:痛みはある?
先生の腕と個人差があります。私の場合、A病院ではまったく痛くないけどB病院では苦痛・・・同じ検査でも先生で違いました。基本、痛くないですから安心してください。
フーナーテスト
夫婦生活を取った後、子宮頸管の粘液内にいる精子の状態を調べます。
金額は保険適用で300円前後です。
超音波や頸管粘液検査を行うため、この日は合計4000円程度かかります。
子宮卵管造影検査(通水検査・卵管疎通性検査・エコー下通水検査)
卵管につまりがないかのチェックです。
卵管の中に造影剤を入れてX線写真で確認します。
金額は大体4000円~6000円前後
(私は6000円でした)
帰りに抗生物質などをもらうためお薬代が600円~1000円くらいかかります。
その他の検査費用をザッとご紹介
↓保険が適用される検査費用を
ざざざーっとご案内します。
費用は3割負担の金額になってます。()内が自費です。
- クラミジア検査:1000~2500円(自費4000円~8000円)
- 子宮頸がん検査:1200円~2500円
- 染色体検査(G-band):8000円~10000円
- 排卵後の血液検査(プロゲステロンなど):900円~1500円
- 排卵誘発剤(内服薬):600円~1000円
- 排卵誘発剤(注射):2000円前後
- 黄体ホルモン補充(内服薬):200円~600円
- 黄体ホルモン補充(注射):500円~1000円前後
■保険がきかない診療&検査~自費です~
以下は保険診療ではなく自費で行う検査&診療です
人工授精
人工授精の金額は、病院によってかなり違いますよね。
大体12000円~25000円前後です。
この金額に、卵胞チェックの検査や排卵誘発剤・黄体ホルモン補充などの費用がかかります。
AMH(アンチミューラー管ホルモン)検査
卵巣年齢の検査です。
自費のため、検査費用は5000円~8000円くらい。
(私は7000円でした)
体外受精の卵巣刺激法を決めるのに有効な検査です。
詳しくはコチラの記事をどうぞ
体外受精・顕微授精
体外受精・顕微授精は自費です。
卵巣刺激・採卵・培養・胚移植・胚凍結などに
それぞれ費用がかかります。
大体トータルで20万円~60万円。
顕微授精は30万円~60万円ほどです。
参考記事~私の場合~
ちなみに、凍結した胚を融解して移植するには80000~120000円
体外受精は出来高払い制を取ってる病院が多いので
必要な費用をそれぞれ受ける日に支払います。
出来高なので、採卵しても卵子が取れなかった場合や
排卵でキャンセルになった場合は、金額が安くなります。
その他の検査費用をザッとご紹介
↓自費の診療&検査費用を
ざざざーっとご案内します。
感染症検査(エイズ・B型肝炎・梅毒など):10000円~20000円前後
抗精子抗体検査:4000円~10000円
不育症採血:自費で15000円~20000円前後
慢性子宮内膜症検査:15000円~20000円前後
男性の検査費用
男性の検査費用もご案内します。
- 精液検査:300円程度 (自費1000円程度)
(容器代が130円ほどかかる場合もある) - ホルモン検査:8000円くらい
- 染色体検査:保険適用で9000円前後
■その他、妊活でかかる費用とは?
みんなが妊活にかけている費用は、
病院の治療だけではありませんよね。
↓ ↓ ↓
交通費
遠方から、名医を求めて通っている人もたくさんいます。
- 大阪から東京の病院へ
- 沖縄から大阪の病院へ
飛行機や新幹線を使えば、日帰りできますし、
体外受精を希望する場合、生理3日目あたりから受診すれば
間に合います。(事前の検査は必要です)
LCCを使えば安くなるとはいえ、
飛行機や新幹線で通う場合は、交通費や宿泊費が
必要ですよね。
ヨガ・鍼灸・骨盤矯正など体質改善にかかる費用
妊娠力を高めるために行う鍼灸などの東洋医学。
西洋医学と同時に行う方が多いですよね。
私も、前にヨガのプライベートレッスンを受けていました。
70分のヨガと、骨盤矯正がセットになっていて、
7500円くらいでした。
もはや安いのか?高いのかわかりませんが
ヨガはグループレッスンだと、1回3000円前後が相場です。
鍼灸は
保険適用の治療もあるのですが、
子宝鍼灸の場合は基本、自費です。
相場は鍼灸院によって大きく異なりますが
大体2500円~7000円くらいです。
施術内容も違いますし、よもぎ蒸しや整体をパックにしている場合もあります。
骨盤矯正は
歪んだ骨盤を矯正して
内臓を正しい位置に戻し
下半身の血流を改善する効果があります。
二人目不妊さんは一人目の出産で骨盤が歪んでしまうことが多いのでオススメです。
骨盤矯正にかかる費用は、大体2000円~6000円です。
私は痩身つきの骨盤矯正だったので、4回20000円くらいのチケットを購入して通ってました。骨盤矯正をしたおかげで、腰が高くなり左右の足の長さも整いました。
ファスティングは
体に溜まった毒素を出し、内臓機能を休ませることで体本来の力を取り戻せるとして妊活でも行う方が多いですよね。
私の友達は、一人目、二人目をファスティングした後に授かりました。
ファスティングには酵素ジュースが必要なのですが、
この酵素ジュースが高い。
私が飲んだものは1本7000円を3本、
友達がやったのは6日間分酵素ジュースと
サプリメントがセットになって46000円でした。
ファスティングを行うサロンで取り扱う酵素ジュースなのでサロンによっても金額が変わります。(ファスティングについては別記事で書きますね)
■ 漢方薬にかかる費用は?
漢方薬は、体質改善に有効な手段として、不妊外来に漢方外来を併設している病院も多いですよね。受診すれば保険が適用されます。
しかし、漢方薬局でかかる費用は、
1か月6000円~10000円くらいです。
大体、婦宝当帰膠などを進められます。
↓ 漢方に関してはコチラをどうぞ
■ほかには何がある?
他にも思いつく限りを挙げてみます!!
葉酸サプリ
葉酸は、赤ちゃんの成長に不可欠な栄養素です。
葉酸不足になると
赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを
高めてしまいます。
妊娠4週目くらいの赤ちゃんにはすでに必要なので
妊活中から飲んでいないと
葉酸不足になっちゃいます。
とは言っても、
食事だけでは1日に必要な400mgを摂れないので、
葉酸サプリを飲むのが定番です。
葉酸サプリってお手頃価格でスーパーに売られているけど、添加物たっぷりの葉酸サプリなので避けた方がいいです。葉酸は、赤ちゃんのために摂取するものなので・・・。
葉酸サプリがなぜ妊活に必要なのか?
葉酸サプリの選び方がわからないという方は
コチラの記事をどうぞ
葉酸サプリにかかる費用は、
ベルタ葉酸サプリの場合だと
1か月3980円です。
夫婦で飲む場合だと5980円です。
高いものだと7000円くらいのものもあるけど、
値段が高いからと言っていいものという訳ではないんですよね。
じっくり成分を確認して自分の必要な栄養素が含まれているものを選びましょう!
サプリメントは
食事や日々の生活では補えない栄養素を
効率よく吸収できる優れものです。
不妊専門病院でも、
サプリメントを推奨しているところは多いですよね。
病院でも買えます。
私の通ってる病院では
ビタミンCが1000円、アグリマックス(イソフラボン)5600円、キューテンライフという活性酸素を抑制するものが3000円となっています。
ちなみに、↓この今、べビ待ちさんに人気の
若榴da檸檬は、1か月6440円(送料540円込)です。
私は漢方をお休みして、今コッチ。
今、200名限定3830円分がお得になるキャンペーンやってるみたいです。
他には何がある?
他には、よもぎ蒸し行ってる方多いですよね。
私は1回4000円くらい。
あとは、酵素風呂も1回3000円~4000円です。
生理用ナプキンをやめて布ナプキンに換えたので
布ナプキン代が最初2000円~4000円くらいかかりましたが、毎月購入するケミカルナプキンと比べるとリーズナブル&安心です。
ママともに聞いたものも合わせてご紹介します。
- タンポポ茶:1000円~2000円
- タンポポコーヒー:1000円~2000円
- ルイボスティー:600円~2000円
- 生姜紅茶:1000円~2000円
- 腹巻:600円~3000円
- ゲルマニウム温浴:1回800円~2000円
- アクアビクス・水泳:6000円~10000円
以上です!!
ざっくりになりましたが、不妊治療・妊活にかかる費用をまとめました!
■おわりに
今回不妊治療費にかかる費用をまとめたのは、
費用を事前に知っておくと、
不安が1つ消えるかなと思ってのことだったのですが
もしかしたら「え?こんなにかかるの?」って驚いた方もいるかもしれませんね。
私も書きながら、気付いたことがいっぱいありました。
ルイボスティーなんて、うちでは定番化していたので、そもそも始めたのは妊活のためだったわね・・・なんてことを思い出しました。
妊活や不妊治療って必要なものが多いですよね。
夫婦で協力しないとクリアにならないことも多いので、足並みそろってないと感じるとストレスが溜まることもあります。
話し合わなければいけないことも多くなりますよね。
余計な喧嘩が起きたりもするけど
その分、夫婦で向き合う時間も密になったなと感じています。
前は、その都度、その都度話していたけど、
主人には主人のタイミングがあるし、
よくそれで喧嘩していたんです。
最近は、離れているってのもあるし、
お金の話は暗くなるので予め月1回収支会議なるものを開いてお互いに確認し合っています。
自分の話したいタイミングが
主人のベストタイミングな訳じゃないですし。
この日は、お金の話だけじゃなくて普段言いづらいことや、お願いしたいことを
お互いに気持ちよく吐き出せる場として使ってます。
ネガティブなことじゃなくて、
来年はどこいく?来月の休みはどうしようか?次はいつ帰る?など楽しい未来の話題もふんだんに盛り込んで話すのでとても楽しいです。
月1回この日って決めていたら、わざわざ日々口にしなくてもその会議に向けてメモっておけばいいので心がかなり楽になりました。
妊活中って
よもぎ蒸しや鍼灸・整体なんかは別に絶対やらなくちゃいけない事じゃないんですけど、リラックス効果も高いのでストレス解消のためにも続けています。
(ストレスが溜まると夫婦げんかも増えちゃうので)
妊活ってストレスが多いので、
できるだけ自分が楽な気持ちになる方法を試行錯誤して進めていきたいですね。
それでは今日はこの辺で失礼します!
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。