卵子は自分と同じ年!年齢で変わる不妊治療について見てみよう!
こんにちは、ハピコです♪
最近夕方にムクドリの大群が空を埋め尽くしています。
あっちのビルからこっちのビルへ
大群で動く様子が面白くて夢中で見ていたら・・・
お気に入りのコートに”フン”を落とされました。
ガッカリです(´◉◞౪◟◉)!!
(ちなみに2回目)
しかも、結構長い間見ていたので
どうやら首も痛めたようです。
今日はこの記事書いた後、整体へGO-!する予定(´・ω・`)
さて、今日は、女性の不妊治療の内容が
年齢でどう変わるかってことについて
書いていきます。
35歳、36歳は不妊治療の
ターニングポイントとも言われていますよね。
年齢でどのような違いがあるのでしょうか?
↓↓35歳未満、35歳以上、40歳以上で見ていきましょう!
■初診のタイミングについて
35歳以下の女性の場合、
排卵にあわせて夫婦生活を1年持っても
妊娠しなければ病院を受診しましょう。
35歳と31歳ではこれまた違うので
35歳に近い方は、半年でもいいかも(^^♪。
36歳過ぎると妊娠力がガクッと下がります。
40歳前後になると妊娠力は30代前半の半分(´・ω・`)に。
個人差はありますが、
35歳以上なら、半年
40歳前後なら、3か月が受診の目安です。
排卵日に合わせて夫婦生活を持てば
35歳以下の場合90%は1年以内に妊娠すると考えられているようです。
90%って数字・・
いまだに信じられないのよね。
不妊外来いつもすごく混んでるから
↓こんな方は早めに受診
受診するタイミングですが
もし↓こんな症状がある方は
先ほどの期間に関係なく、早めに受診しましょう。
- 生理周期が長い・短い
- 生理がない(不規則)
- 生理が10日以上続く
- 経血量が極端に少ない・多い
- 生理痛がひどく寝込むほどつらい
- 下腹部痛がある
- 子宮ガン検診を受けたことがない
- 不正出血がある
- オリモノが変(多い・ピンク色・緑など)
- 過去、婦人科系の病気にかかったことがある
このような症状の方は
子宮や卵巣に何らかの病気が隠れている可能性があります。
早めに見つかれば治療も長引きません。
年齢が若いうちに卵子の凍結をすることも可能です。
生理が順調で
今まで婦人科を受診したことがないという方でも
不妊外来で初めて卵巣腫瘍や筋腫が見つかるケースも多いのです。
なので、気がかりな症状がある場合は
怖がらずに受診しましょう。
(放っておくほうが怖いです(´・ω・`))
初診に関してはこちらの記事もどうぞ。
■男性の検査も忘れずに
「不妊外来行ってみようかな・・・」
そう思って受診するのは、いつも女性ですよね。
だけど、不妊の原因の半分は、男性にあると言われている時代です。
だから、男性の検査も必ず受けましょう。
不妊原因が特に見当たらなかった方も
何らかの原因が見つかった方も
旦那さんの検査も忘れずにやっておきたい!
私の友達はずーっと病院に通って
旦那さんから冷たい言葉をかけられ
傷つきながらも数年治療をしたあげく
原因は旦那さんだったことがあります。
体外受精1回で無事妊娠していました。
こんなこともあるので、男性も早めに検査を受けておきましょう。
ちなみに、精子は年齢とともに質が低下します。
■卵子の老化について
女性の妊娠力が年齢で変わるのは、”卵子の老化”が原因です。
卵子って、自分と同じ年なんですよね。
卵子についてはこちらを
卵子は年齢とともに質が低下するため
年を重ねるごとに妊娠しにくくなります。
その年齢は、30代後半です。
私の主治医は36歳がターニングポイントと言ってました。
この年齢になると流産も増えます。
流産の原因は、
卵子の質に起因するもの・染色体異常が多くを占めています。
だからこそ
これから不妊治療する方には、
無駄に時間が流れたり
無理な治療をしないように。
自分の年齢に合った治療方法や情報を
知っておいたほうがいいですよね
■年齢で違う不妊治療
不妊治療は、検査から始まります。
↓検査についてはココにもありますが
不妊の検査を受けたからって、
不妊原因が確実に判明するわけではありません。
また、初診から一気に一連の検査を受けることも
ないのです。
治療しながら原因を探っていく。
わからないことの方が多いかも
受診してから徐々に、徐々にホルモンの問題や
婦人科系の病気を探りつつ進んでいきます。
治療は、夫婦にとって
一番ハードルの低いものから始まる「ステップアップ治療」が一般的です。
- タイミング法
- 人工授精
- 体外受精
この3つを順番に試していく方法は、
身体的にも経済的にも負担が少ないです。
タイミング法と人工授精は、一般不妊治療
体外受精・顕微授精は、高度生殖補助医療(ART)です。
35歳までなら
一般不妊治療で授かる確率は
70%以上とも言われています。
(体外受精を1年先に延ばしてもこの年齢なら
妊娠率はそんなに変わりません。}
しかし、35歳を過ぎると、
35歳の妊娠率と36歳では大きく変わってしまいます。
ちなみに、
- 数年間妊娠しようと妊活をしていた34歳夫婦
- 妊活を始めてまだ半年の35歳夫婦
こんなケースだと、それぞれで治療方法が異なります。
1の方は、タイミング法2回ですぐに人工授精となることもあります。2の場合は、一般的なステップアップ治療から始まるでしょう。
ステップアップの期間は年齢と妊活期間・不妊要因などで変わってきます。
年齢別治療まとめ
- 35歳まで:タイミング法や人工授精に時間をかけてもいい年齢(8か月~1年一般不妊治療を試しそのご体外受精を検討)
- 36歳~39歳:年々妊娠力が低下するため体外受精を視野に。ステップアップも早めに検討する。
- 40歳以上:体外受精(顕微授精)でも妊娠率低下(ただし、タイミング法~人工授精もトライしてみよう)
治療方法は、病院や先生の方針によっても変わります。
注意:35歳未満、一人目自然妊娠の二人目不妊さんは、
タイミング法の期間が長くなることがあります。
”ステップアップを早く”と考えている方は、
先生に伝えた方がいいカモ
ポイントは35歳~39歳の治療
36歳~39歳って、妊娠力低下の加速が
ハンパないです。
自転車で坂道ぴゅーって駆け下りてるような
感じ。
だからステップアップの心構えと
夫婦での話し合いはやっておいた方がいいです。
できるだけ負担が少ない一般不妊治療を続けるのか?
妊娠率の高い体外受精をチャレンジするか。
決断が遅れるだけ、妊娠力も低下していくんですよね。
40代の場合
40代の場合は、卵子の質が低下していることが多いので
体外受精しても卵が育たないことが多い。
20代って、全体的に卵子の質がいいので、
排卵する卵も妊娠力抜群のものが飛び出します。
しかし、40代になると質のいい卵子が数えるほどに・・。
いつ妊娠力のある卵子が出てくるかわからないので
毎月試したほうがいいって聞きます。
いつ、何番が飛び出してくるかわからない!
そして、何番がいい卵カモわからない!
36歳からはずっとこんな感じです。
体外受精をする前に妊娠した!って話よくあるけど
あれって、質のいい卵がたまたま排卵して
タイミングがばっちりだったって事でしょ。
スゴイですよねぇ。
36歳からは、体外受精を視野に!
40歳からは、早めに体外受精。
人工授精やタイミング法で毎月の
チャンスを逃さないようにしましょう。
ちなみにいい卵子が排卵されれば
体外受精が一番確率が高いです。
でも、体外受精をするその月に
いい卵が排卵するかどうか・・・わからないんですよね。
■結局、選択するのは私たち
不妊治療って、
1+1=2
じゃないんですよね。
答えなんてどこにもない。
そして、一律じゃない。
妊娠することが答えかどうかは
わからない。
4年間続けてきて思うのは
答えは自分の中にだけあるってこと。
妊娠というものは、とにかく個人差が大きい。
年齢1つとっても、「一般的にはこうだけど・・・」
ってだけで、
自分たち夫婦が当てはまるとは限らないんです。
それは、先生がどんなに優秀な人でも
たくさんの症例を見てきた人でも、
これをやれば妊娠します!
って方法はわからない。
「妊娠の確率が高いものはコレです。」
って事しか言えないんですよね。
どんな治療法を選ぶか?
いつステップアップするか?
どんな薬を飲んでいくのか?
サプリメントは?鍼灸は?日々の生活は?
そういうことを、
先生に言われるがまま進むんじゃなくて
自分で選択していくことが大切です。
夫婦で足並みそろえて
進んでいけば
いつか必ず答えは見つかる。
その答えは、人それぞれ違うもの
1+1=♡
↑もう一つの愛が産まれることもあれば
違う愛が見つかることもあると思います。
1+1=♡
それでは今日はこの辺で失礼します。
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。
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