体外受精説明会に行ってきた。そこで聞いた院長の一言に心が軽くなった話
某有名クリニックの体外受精説明会に行ってきました。
こんにちは!ハピコです。
先日、有名なクリニックの体外受精説明会に
行ってきました。
↑写真はクリニックへ続く道なんですけどね
初めて行くクリニックは毎回ドキドキする。
クリニックの前で、無意識に大きな深呼吸をしています。
何度も、何度も病院へは行ってますが
慣れることなんて、ないですね。
ココが最後の病院であってほしい・・・
そんな思いで、ドアを開けています。
ってことで、
今日は、体外受精説明会に参加してきた話です。
(今日は愚痴っぽいかも~(´・ω・`)お許しを……)
■体外受精説明会は、3回目です
今回行った病院は、全国的にも知られている有名クリニックなのですが
初診を受けるには、まず一般不妊治療説明会か体外受精説明会を
受けなければ診てもらえない病院でした。
有名な先生だし
病院の体外受精実施数や治療成績が高いのと
以前、院長の話を聞く機会があったので
一度診てもらいたいという思いで
申し込み……。
ちなみに、説明会を受けたとしても
初診の予約ができるのは、早くて11月末とのこと。
(これでも沖縄の3か月待ちに比べたら早い)
さて、
私が体外受精説明会を受けるのは
3回目です。
もういいやろ!!
って自分でも思いますが、これ受けないと
診てもらえないんでね……。
ただ、一言で体外受精っていっても
説明や先生のスタンス、言葉
これ、クリニックでやっぱり全然違います。
体外受精説明会って孤独を感じてしまう
受付を済ませると、カゴメの野菜ジュースをもらいました。
説明会のある会議室?に入ると、
すでに、満員。
体外受精説明会って
やっぱり夫婦率高っ!!!!
平日の午前中なのに、きちんと旦那さんも来てる。
いいなぁ。
私はいつも、クリニック行くの一人だもん。
会場に入るとね、ちょっと寂しくなりました。
(皆さんは、旦那さんクリニックについてきてくれる?)
とりあえず、座りたい。
出来れば後ろの端っこに・・・
って思ったけど
予約制だから、予約人数分の席しかあらかじめ用意されていないらしく
開始直前に行ったせいで、座る席がな~い(´・ω・`)
探してるとね、
あった、あった。
↓1個だけ、私の分の席が・・・。
夫 妻 空席 妻 夫
妻 夫 妻 夫 妻 妻
↑夫婦に囲まれて1つだけある空席みっけ。
まぎれもなく、こりゃ私の席だわ
席に座った瞬間、ボリュームのあるテキストのようなものと
同意書がたっぷり入ったファイルを渡されました。
これからみっちり2時間。
体外受精の説明が始まります。
(どうか、お腹が鳴りませんように……)
ARTの成功者数値が80%超えって数字に一瞬心躍った
今回のクリニックの説明会で見た、治療成績では
ART(高度生殖医療)成功者の35歳~39歳の数値が
80%超えていた!!!
え?
80%が成功するの?
驚きだよ
って一瞬、心がどよめいたんでけどね、
これよく見たら、体外受精を6回受けた結果でした。
1回目の数値は、その半分以下。
大体7回くらい受けて、90%近くが妊娠するそうです。
ねぇ、ねえ、もう、この数字、
高いの?低いの?
なんだか、もう数値をみてもよくわからない。
ART、7回っていくらかかるかな。。
自分が成功率80%には入らないかもというネガティブ精神
不妊治療を始めたときは、
人工授精6回目までに妊娠する確率は80%以上です
ゴールデン期間に妊娠する確率は90%以上です
ってとにかく高い数字に本当に期待しました。
だってね、90%以上って、9割ですよ。
10人いたら9人ですよ。
誰だって、その9人に入ると思うじゃないですか。
まさか、1割の方に自分が振り分けられるなんてね
想像できませんでしたから、当時は。
(これが宝くじだったらいいのに……)
不妊治療をしてると、どんどん自分が
結果が出ない方に振り分けられてる気がしてきてね
すごく、すごくネガティブになりました。
だから、体外受精6回受けたら80%以上妊娠しますって数字を聞いても
どうせ2割に入るんでしょ~(悲壮感)
みたいに悪い方の取り方しかできない自分がいます。
そんなネガティブな精神に光をくれた院長の言葉
不妊治療をしていると、
自分では気持ちのコントロールが
出来ないとき……ありませんか?
普段、前向きにストイックに頑張っているから?
やりすぎてるのか?
なんだかふっと辛くなったり
寂しくなったり
なんで?なんで?って気持ちになったり
不妊治療が長くなるほど慣れてくるかと思いきや
締め切りが迫ってくるような感覚が大きくて
たまに苦しくなります。
で、そんな気分を心の端っこに置いたまま
今回の体外受精説明会を受けたもんだから
いつもは平気な、”夫婦同席じゃない”ってとこも
気になっちゃったんだな。
説明会は1時間半、体外受精のこと
残りの30分は院長への質問タイムだったのですが。
院長がさらっとね、言いました。
「妊娠って、ある日突然結果が出るもんなんだよ」
って。
「出ないことももちろんあるけどね、結果が出るときは突然なんだ」
って。
↑これ、文字にしたら、当たり前のことなんだけど
なんか、このとき心がスッと軽くなったんですよね。
私は、目に見えるものしか信じられないというか
目に見えないと不安な部分があって。
不妊治療は「妊娠~出産」がすべてで
結果が出ないとゼロって思ってしまう。
数値がよくなった、卵胞が前回と数ミリ違う
内膜が7㎝になった。
(体質改善で明らかに改善はされてはいるけど)
目に見える数値ばかりで判断していた。
目に見える結果を求め、一人で一喜一憂して
苦しんで……
私みたいな、原因不明不妊の場合、治療するところが見つからないから
なんとか結果を目で確認したいと、毎回の数値を凝視してたんだけど
院長の言葉を聞いて、
来るときは来る。
それが明日かもしれないし、来月かも知れない。
はたまた来ないかもしれないけど
今できることを、後悔しないように
自分を信じてやっていけば
どんな結果であれ、来るときは来るんだな
っという気持ちになりました。
内膜7㎝でも妊娠するときはする
一喜一憂してストレス抱えるよりやるべきことを
やっていれば、大丈夫なんだと構えることも大切なんですよね。
まだまだ、私、小さいよなあ。
不安を自分で大きくしていたかも。
もっと、ゆるっと構えられる人間になりたい。
■おわりに
ここのクリニックの院長、なんていうんですか、
たぶん、普通にみると冷たく感じる人もいるんじゃないかな?
まあ、
お医者さんで、声張って「はい、どーーもーーー」って
自分で拍手しながら登場するわけないんですけどね。
(名前だけは覚えて帰ってください的な医者おったら見たい)
前に講演を聞いたときもね、
ぼそぼそと話すから、最初は怒ってる?って感じたんだけど、違う。
言葉の1つ1つにね、「早く結果を出してあげたい」て
思いが伝わってきました。
この院長の話聞いてると、
「妊娠するって難しくないんじゃないんか?」
ってさえ思えてくる。
(たぶん、私の波長と合うんだな)
病院も商売ですから、実績が広告になることはあるでしょうけど
のらりくらい治療するところではないと強く感じました。
(今までそんな病院が多かった)
ってことで、ようやく病院は8割がた決まりました。
あとは、お財布事情と旦那のYESを引き出すだけです。
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