高齢出産はデメリットばかりじゃない!Byドラマ「コウノドリ」
こんにちは!ハピコです。
ドラマを見ない私。先日たまたま見た「コウノドリ第6話」、
は、高齢出産、不妊治療がキーワードでした。
リスクばかりが強調される高齢出産ですが
ドラマの中ではきちんとメリットも語られていて
嬉しかったです。
人間として成熟しているので、育児に余裕が出る
高齢出産の子供の方が事故や入院するケースが少ない
言語の発達や情緒の発達がイイ
「40代でも自然妊娠出来ますか?」
最近、読者さんからお問い合わせ頂いた言葉です。
「できます!できます!きっとできます!」
無責任にも全力で言わせてもらいました!
その読者さんも、コウノドリ見てたみたいで、
妊娠、出産にとても意欲的♡
妊娠、出産というのは、年齢関係なく命がけです。
高齢出産だから・・・
40歳だから
○○歳だから
そんな声にも負けず、元気な赤ちゃんを産んでいる
40歳代の方が、私の周りにはたくさんいます!!
卵子の老化による出産のタイムリミットは統計であって
個人差がかなりあります。
そんな個人差を生む秘訣は何なのか?
妊娠出産に備えた、授かれる
身体作り5つの基本をご紹介します♡
(記事最後には、40代で妊娠を目指すあなたに
私の主治医からのメッセージもあります)
■これだけはやっておきたい妊娠出来る身体作り
1.無月経・月経不順を改善
本来なら規則正しく来るべき月経も
ストレスやホルモンの影響で遅れがちに
なる事はしばしば。
とはいえ、妊娠を望むのならば絶対に無視できない
症状です。3か月以上ストップする「無月経」は
そのまま放置していると妊娠しにくい身体に・・。
早めに婦人科を受診し、治療しましょう。
受診の際は、基礎体温表を持って行く事♡
忘れずに~
2.生活のリズムを整える
体調や体のリズムを正常に維持するためには、
規則正しい生活をおくる事が大切です。
不規則な生活を送ると、代謝機能や免疫力が低下し
新しい命を宿る生命力がかけてしまいます。
睡眠はきちんととる事、食生活の改善、
お仕事が忙しすぎちゃうのもちょっと考えモノ。
少しセーブして、身体を整えて下さいね。
3.栄養素を意識した食事とサプリ
妊娠、出産にはとてつもないエネルギーが必要です。
必要な栄養素が、摂取できていないと、赤ちゃんの
発育にも影響が出てしまいます。
特に注目される、葉酸不足は、サプリでカバーして、
タンパク質、ビタミンA,B,E、鉄、亜鉛、カルシウム
をバランスよく摂取しましょ!
完璧じゃなくていい♡意識するだけで全然効果ありますよ!
4.適切な体重管理
無理なダイエットは、生理が止まってしまいますので
厳禁ですが、太りすぎも妊娠しずらい状態です。
太りすぎた状態で妊娠すると、妊娠の経過に大きく
影響が出てしまう事も・・・。
脂肪のせいで、出産も難産になるリスクも上がります。
規則正しいく適切な量の食事を食べ、体重管理には
気を付けましょう!
5.持病がないかチェック!検査を行う事
妊娠した状態で病気が見つからないように
妊娠する前から、病気のチェックは必須♡
妊娠後に病気が見つかると、赤ちゃんの影響
を考慮して積極的な治療ができません。
また、うつ病やてんかんなど、持病のある方は
妊娠中の治療薬を医師と相談してみて!
妊娠を望んでいる事も伝えておきましょう!
■40代で妊娠したいと思ったらAMH検査を!
このブログでも、何度かしつこく言っている
AMH(抗ミュラー菅ホルモン検査)は、
自分の身体の中に、あとどのくらいの卵子が残って
イルカを数値で予測する検査です。
赤ちゃんがほしくて、35歳過ぎているなら、
必ず受けて欲しい!
卵巣の機能、残りの卵子に余裕があるのと
ないのとでは、治療法が大きく変わります。
検査結果があまりよくなければ、
妊娠出来るタイムリミットが、迫っています。
早めに検査して、その結果で治療法を決めて下さい!!
■「40代でも自然妊娠出来ますか?」について
人の生殖機能には、大きな個人差があります。
現在科学的、医学的根拠のある治療法や統計が
必ずしも自分に当てはまるかといえば、そうじゃない。
正直ね、妊娠する時はするし、しない時はしない。
40代でも自然妊娠する。
その時期や確率は、誰にも分らない。
だからこそ、妊娠するチャンスを増やしたいし
その為の身体作りもやっておきたい。
出来る事、最低限の事はやっておいた方がいいです。
赤ちゃんが出来た時にも、発育や、つわり、産後の体調に
大きく影響が出るのは間違いない。
あの時こうしていたら・・・
とか思うくらいなら、今すぐにでもやりましょ!
■40歳代の不妊治療は厳しい?I医師からのメッセージ
私の通っている病院では、42歳、43歳で始めて不妊治療の
ドアを叩いた夫婦には、体外受精も進められないと
言っていました。
「体外受精をやるなら、少しでも若いうちに。」
「40歳になるまでは、人工授精で頑張ろう」
「40歳になってから考えよう」
そんな風に考えている方も多い。
医師は言います。
「じゃあ、その時に卵子は妊娠出来る状態にあるのか?」
「体外受精を視野に入れてるなら、30代のうちに・・
少しでも確率が高いときにやろう」
っと。
自然妊娠するかどうかは、医師にはわかりません。
誰にもわからないから迷うんですけど、
40歳で初産、半年、性生活を持っても妊娠しない場合、
体外受精に進む事も考えた方がいい。
赤ちゃんが欲しいと思っていて、タイムリミットが
せまっている・・経済的にも体外受精を受けられる状態なら
自然妊娠にこだわる必要はない。
ただし、卵子の採卵や受精率向上のため、
最低限の授かれる身体作りは意識しておく事が大切と
I医師は教えてくれました。
■おわりに
30歳でも、35歳でも、40歳でも赤ちゃんが
欲しいと思ったらやらなくちゃいけない共通項目
授かれる身体作りを行う事。
生命を宿るって、大変な事なんですよね。
無事に生まれてくることは、やっぱり奇跡です。
不妊治療をしたから、
自然妊娠だから
そんな事は、生まれてくる命に何の関係もありません。
「元気に生まれてきてほしいだけ。」
年齢の事だけにこだわらず、日々の生活を見直し
コツコツと妊娠力を積み上げていきたいものです。