あれもダメ!これもダメ!妊活中ってなんでこんなにしてはいけない事が多い?
こんばんは!
吉田類の酒場放浪記が大好きな、ハピコです。
もちろん、お察しのとおり、お酒が大好きです!!
私の1日の一番幸せな時間は、
仕事終わりに、酒場放浪記を見ながら、
キンキンに冷えたルービーを喉で味わう事。
う~んマンダム(´・ω・`)♡
画面の吉田類さんの乾杯とともに味わうルービーは格別です!
いや、しかし、まてよ。。
読み漁った、数々の妊活本には
妊活中、飲酒は厳禁だと載っていたぞ?
そもそも、飲酒によるアルコール摂取って体にどんな影響があるんだ?
っていうか、本当にお酒は飲めないのか?
妊活を始めた当初から気にはなっていたお酒の問題。
結局のところは、どうなのよ?
不妊外来で担当医に聞いてみました!
私の担当医は、日々沸き上がる、私の質問になんでも答えてくれます。
それが実にくだらない事、ささいな事でもです。
そんな優しい担当医が、
不妊治療中の飲酒による体の影響について答えてくれましたよ
■先生~!そもそも、飲酒と不妊の因果関係はあるのでしょうか?
担当医
「妊活中を含め、妊娠中でも喫煙に関しては厳禁とされています。
しかし、飲酒に関しては、実は因果関係がはっきりしていません・・・
ですが、不妊の確率が増えるというデーターも出ているのは事実です」
■飲酒は、なんで妊活中の身体によくないのですか?
担当医
「人の身体は飲酒により、身体に入ったアルコールは、
異物とみなされ、胃や腸などから肝臓へ送られ分解されます。
実はその分解過程で大量に発生される
【活性酸素】が問題なんです。」
活性酸素って、不妊治療中を始めてから、よく聞く言葉ですけど具体的にはどのような影響が?
担当医
「本来活性酸素とは、日々の様々な活動により体内で
作られているものなんです。
体内で細菌やウィルスを退治してくれる働きを
してくれるもので決して悪いものではありません。
しかし、この活性酸素が飲酒や喫煙により過度に発生
してしまうと、健康な細胞まで攻撃、
悪影響を及ぼし、細胞を酸化させてしまいます。
それにより、身体の不妊につながりやすいと
言われているものが〈酸化ストレス〉です。」
■活性酸素の大量発生によって、細胞が受ける酸化ストレスをもっと詳しく教えてください!
担当医
「人間の体内には、そもそも、活性酸素による酸化を防ぐ
機能がありますが、そのバランスが崩れてしまった場合の
状態の事を酸化ストレスといいます。
女性の体の中で起こる排卵時の過程でも活性酸素が発生し、
排卵や卵の成熟に必要なものです。
しかし、大量の活性酸素を卵胞内に備わっている活性酸素を
防御する機能が制御できないと、活性酸素が、酸化ストレス
として、卵子に影響を及ぼし、卵子の質を低下させてしまうのです。」
卵子の質が低下してしまうだなんて・・・・
それじゃあ、やっぱり、ベビ待ちの方は飲酒しない方がいいのですか?
担当医
「飲酒に関しては、ぼくの考えでは、たまに適量を飲む分には
問題ないと考えています。飲酒出来ないことがストレスになる
のなら、そのストレスでも活性酸素が発生してしまうからです。
たしなむ程度なら特に問題ありません。
特に、抗酸化作用の高い赤ワインは、
活性酸素を防御するポリフェノールがたくさん含まれており、
逆に妊娠を促進すると言われています。
禁酒をするのもいいですが、お酒の量やお酒の種類を変え、
一緒に摂取する食品などでバランスをとっていくといいと思いますよ。
卵子の質を低下させる原因は、飲酒だけではなく、
日常生活にいくつも転がっています。食生活、
生活習慣を改める方が、特に重要です。」
■やっぱり妊活中は制限されるものが多いですね。お酒も控えます・・
担当医
「ハピコさん。妊活中に限らず、人間の身体の事を考えると、
生活習慣や食生活の改善は非常に重要な意味を持っています。
生活習慣や食生活改善は、卵子の質の向上だけでなく、
妊活していない人にも大変意味のあることなのです。
健康で元気に暮らすための秘訣なんですよ!
私が、一般的な不妊治療検査で原因がわからなかったご夫婦に、
生活習慣や食生活の改善をおすすめしているのは、
活性酸素の攻撃により、体内の老化を早めてしまう
酸化ストレス
を予防するためのものです。
体外受精や人工授精でも、受精するかしないかは、
卵の質が大変重要です。
飲酒に限らず毎日の生活を見直し、長期的に実行することで
体質自体を変え、より質も良い卵で治療の確率を高めましょう
という提案をしています。」
■わかりました!ありがとうございます先生!今日から私は・・・・・
ルネッサ~ンス!
「抗酸化作用の期待できる赤ワイン派に転向します!!!!」
っということで、ビール派から赤ワイン派!
吉田類派から、ベテラン女優の飲み物(想像)へと
転向したハピコです。
その日は、特にワインに合うお料理を
チョイスして味わって頂くようになりました。
ただでさえ、ストレスの多い妊活、不妊治療。
あれもダメ、これもダメと制限されているような
気持ちでしたがそうではなくて、
今までの自分の生活がいかに、
身体に酷な事をしていたかという事を知り、
もっと、自分の身体にやさしくしてあげようという気持ちへ変わりました。
2年経った今では、生理が来てしまった日は、
夫婦で深酒を楽しむ余裕も出てきましたよ!
そして、また、抗酸化作用の高いものを摂取して妊活に励む。
あ、でもワインに使われている酸化防止剤には
気を付けましょう。
雨とムチを繰り返しながらも、
私のバラバラだった生理周期は、
かなり正確になってきているので、確実に効果は出ています♡
では、今日のまとめです
飲酒で卵子の質が老化する理由
- 飲酒により体内に入ったアルコールの分解時に発生する活性酸素が問題
- 活性酸素は日常生活でも発生し、体内の細菌やウィルスを退治してくれる。
- 過度の活性酸素が発生すると、体内の活性酸素に対する防御力のバランスが崩れ〈酸化ストレスとなる〉。
- この酸化ストレスが卵子に影響を及ぼし質を低下させてしまう。
- 飲酒だだけではなくストレスでも活性酸素が発生するため、ストレス解消の適度な飲酒は問題がない。
- 特にポリフェノールをたっぷり含む赤ワインがおすすめ。
- 飲酒に限らず生活と食習慣の乱れの方が問題で、日々の生活と食生活を見直すことの方が妊活にはとても重要である
以上です。
結婚前は、でろんでろんに酔っぱらってしまう事が多かった私も、
今はワインを「たしなむ」生活に★
妊娠力だけじゃなく、こりゃ女性力まで上がってんじゃないか?
ちなみに、赤ワインを飲むと美肌になるそうですよ~