妊活ブログ〜ハピコの二人目不妊〜

4年前流産し、現在二人目不妊を克服すべく妊活中・・・今更聞けない不妊治療の超キホンから、不妊治療のリアルを現在進行形でお伝えします☆

「不妊治療の医療保険 今春にも販売認可へ」のニュースで思うこと

金融庁が、この春にも、不妊治療の医療保険を認可するってよ~!

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こんにちは!ハピコです。

今月11日のニュースなんですけど、

金融庁が不妊治療の医療保険を、認可する動きがあるようです。

 

自己負担額の大きい不妊治療費を、

民間の医療保険で補い、負担を軽減するという

目的です。

 

不妊治療って、治療が進めば進むほど、

精神肉体金銭的負担がどんどん増えていきます。

 

政府は、25年から検討を重ねてきたようですが、

やっと許可する体制が整い、法令の改正案をまとめたそうです。

 

今日はその、「不妊治療の医療保険 今春にも販売認可へ」のニュースで思うことを記事にしました。

■まずはニュースの概要から

 

こどもが欲しい家庭を支援するため、金融庁は、健康保険の対象外となっている不妊治療について、
生命保険会社が治療費を補填(ほてん)する医療保険を販売することを、ことしの春にも認めることになりました。

不妊治療は、健康保険の対象外のため数十万円の費用がかかる場合もあり、経済的な負担が課題となっていました。
この負担を民間の医療保険によって軽くすることについて、金融庁では、平成25年に金融審議会から
「高額な費用を補填する需要があり、社会的意義も認められる」とする報告を受け、保険料を算出する方法など保険の仕組みについて検討を重ねてきました。
その結果、不妊治療の治療費を補填する医療保険の販売を認可する体制が整ったとして、法令の改正案をまとめました。

引用:NHKニュース

 

今までかかっていた高額な不妊治療費を

民間の保険で補おうとする動き・・・。

 

生命保険会社はね、医療保険の特約って形で

販売できるそうです。

 

 

で、このニュース聞いて・・・

 

 

 

不妊治療の治療費が保険で補えれば

うれしい♡

 

 

 

 

 

とかって思いますか?

 

 

 

WHY JAPANESE PEOPLE!!!!

(厚切りジェイソンです)

 

 

 これで負担が軽減されるわ♡って喜んでいる場合じゃないです。

 

■そもそも、おかしくないか?政府よ

なんで、不妊治療の軽減対策を、民間の保険会社がやるんだよ。

 

民間の保険会社がやったら、結局そこが儲かるだけじゃないのか?

 

 

大手の保険会社は、莫大な広告費をかけて、

安心・信頼を売ってるけどさ、

保険の裏側を知ると今すぐ保険を解約したくなるほど

ドロドロとしたものがありますからね。

 

もちろん、保険に入っていてよかったと思っている人も

多いでしょうし、実際助かった方もたくさんいます。

 

一部の保険会社では、これまでも不妊治療にかかる

治療費を負担してくれる場合もあったようですし。

 

しかし、保険会社の仕組みをよくよく調べてみると

私はとてもじゃないけどこれからの日本で

保険屋さんに言われるがまま高い保険料を支払う気持ちには

なりません。

(この理由は、別の形でお話しします)

 

まだ法案がまとまっただけで、

保険の概要とか出てないからわからないけど、

 

現在治療中でも入れるのか?

体外受精目前にしてる人でも入れるのか?

治療段階で、保険料の金額が上がるんじゃないか?

結婚した人が、もしかしたら不妊治療をするかもしれないと思って

入るのか?

 

なんだかよくわかりませんけどね、

そもそも、子供を産ませようと思うんだったら国が

経済面でサポートすべきではないのでしょうか?

 

保険が認められたからって

その保険料払うのは、私たちですよね?

 

 

医学の目まぐるしい進歩で、

人工授精、体外受精をすれば、産むことができる人が

増えている中、金銭的な面で諦めざる負えない人が

めちゃくちゃいるんですよ。

 

■不妊治療を「疫病」として国が治療費を負担する

フランスは、セキュリテソシアルと呼ばれる国の保険で、

不妊治療費をまかなっています。

 

これは年収にかかわらず、医師から治療が必要だと

認定されれば、誰でも無料で治療が受けられます。

 

年齢制限は43歳の誕生日まで

人工授精6回 体外受精は4回までと定められている

そうです。

 

体外受精を4回ですよ!

4回、国が負担してくれるんです。

 

一方、日本では、治療費も一部だけ負担。

収入の制限あり

 

なんじゃこれ?

 

 

もし、日本がこのフランスのような制度を取り入れてくれるなら、

誕生する命もかなり増えるのではないでしょうか。

 

保険があるから安心とか、そういうことではなく、

国レベルで対策をしてくれた方が、

私たちは安心します。

 

不妊治療をする人口が増えたから

そこに付け込んだ保険会社の思惑なんじゃないかと

ひねくれた見方をしてしまう私。

 

■日本は子供を産み、育てる環境ではない?

最近大きく話題になった「保育園落ちた!日本死ね」って

ニュース。

 

保育園に入れる年代の子供がいるママだけじゃなく、

私たち不妊治療中、妊活中の女性たちにも

関わってくる問題ではないでしょうか?

 

不妊治療に関して理解の少ない日本で

つらい治療に耐え、大きな金額を使い、

やっと、やっと授かったわが子をおなかに抱えて直面する

 

「産休問題」

 

妊活から卒業し、ほっとしたのもつかの間、

始まるのは

 

「保活」

 

ですよ。

 

仕事をしながら、不妊治療をし、授かったとたん

「保活」をしなければならない日本よ。

 

保活が終わって数年たつと登場する

「小学校の学童」問題・・・

 

次から次へと、そりゃもう大変ですよね、私たち。

 

この現状、本当にわかってるんだろうな?

 

■どうしたんだよ、日本。

なんだかねぇ、最近どうしたんだかねぇ。

昔が良かったとかそういうことじゃなくてね、

 

日本どうしたんでしょうか?

「保育園死ね」ってニュースも

「不妊治療の医療保険」ってニュースも

「老人ホームでの虐待」

「保育園での虐待」

「家庭内の暴力」「貧困」・・・

 

これって全部、ぜーーんぶつながっていますよね。

他人事じゃない、私たちの生活に密にかかわる問題。

 

子供作るレベルから、余生を過ごし、この世とお別れするまで

どこで安心していいんでしょうか?

 

勝手な理想を言えば、

 

不妊治療は、教育で教え、もっと理解度を深めるべき。

不妊治療費は国レベルで対策を。

妊婦や子供にやさしい国でありたいし

親が安心して預けられる認可保育園の体制を整えてほしい。

親を安心して任せられるよう、高齢者の体制を整えてほしい。

 

子供の命を守る仕事である「保育士」さん

お年寄りの介護をする「介護士」さん

この職業をもっと、高く評価し教育と年収をあげるべき。

 

理解がなくて、働きながら治療することも難しいんです。

治療費がネックで体外受精できないんです。

保育士がいないと、預けられないんです。

介護士がいないと、任せられないんです。

そうじゃないと働けないんです。

 

私たちは、政治家の年収を稼ぐために生きているわけじゃない。

日本国民が住みやすい環境を整えてくれるなら、

消費税が何%になろうといいんだよ。

 

■おわりに

「不妊治療の医療保険 今春にも販売認可へ」

最初にこのニュースを聞いたときはね、

やっとかーうれしいかもって2秒くらい喜びました。

 

でも、よくよく考えると、

保険が認可されたからって、負担が減るかといえば

微妙・・・。

 

500円前後の特約を追加する形で、お手頃感を打ち出しつつ

支払い保険料の増額を狙っているのかもね。

 

保険の商品が1つ増えただけなので

加入時には、

冷静に判断しなければいけないと思います。

 

で、この件に関しては、来週私の知り合いのFPに会うので

保険会社がどういう動きになるのか、

聞いてきます!

 

 

それでは!

本日も読んでいただきありがとうございました。

よい週末をお過ごしください。

 

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