不妊治療中のゴールデン期間って何ですか？
こんにちは！ハピコです。
先月、妊娠の超初期症状でも現れる「鼻血」で
大騒ぎした私は、その後、生理が来て
どっと疲れました。
鼻血の記事はコチラ
そんな疲れを癒すべく、秋の旅行に出かける予定なのですが
11月に一緒に蟹を食べに行く約束をしている
従妹（妊活中）からこんなLINEが来ました。
卵管造影やったんだけど、ゴールデン期間突入っていつから？
ええ、不妊治療も4年になると、私もいくつかの
ゴールデン期間を通ってきました。
そうそう、従妹が言うように
卵管造影検査後は、ま！さ！に！
ゴールデン期間ですよね。
今日は、不妊治療中に何度か訪れるゴールデン期間と
その過ごし方について
まとめました。
■不妊治療中のゴールデン期間って何？
不妊治療中のゴールデン期間とは、一言でいうと
「妊娠しやすくなる期間」です。
何らかの処置や治療を行った後、3か月～半年くらいの間
妊娠率がぐっと高くなるという期間のことを
ゴールデン期間と呼んでいます♡
●一般的に妊娠しやすい期間とゴールデン期間の違いは？
妊娠しやすい期間と言えば、「排卵日前後」のことを言いますよね。
しかし、ゴールデン期間は、排卵日前後の期間とは違います。
卵管造影検査などを行い症状が改善された場合や
掻爬手術などで、子宮がリセットされた状態から
半年間の間は、妊娠率が上昇するという期間です。
■私がこの4年間で経験した不妊治療中のゴールデン期間
稽留流産の掻爬手術後
私は最初に経験したゴールデン期間は、稽留流産後の
掻爬手術後です。
当時は、流産のショックと辛さから、
前向きにとらえることができませんでしたが、
術後の経過に問題がないことを確認した医師から
「掻爬手術後は子宮がリセットされ、妊娠しやすくなります」
と言われました。
当時の私は、不妊治療をしておらず
知識も乏しかったので、「慰めてくれているのかな？」
と、斜めに構えていました。
稽留流産後は、手術後2回ほどきちんと生理がきて
術後の経過も問題なければ、それからがゴールデン期間です。
流産から2カ月ほどは、もう妊娠なんかしたくないと
塞ぎこんでいましたが、
医師のOKが出て、4か月目あたりから
流産のショックを引きづるように、
ただただお腹の子を取り戻したい一心で
タイミングを必死で取り続けた記憶があります。
稽留流産後に気を付けたいこと
稽留流産の掻爬手術後は、子宮内膜が薄くなっています。
すぐに妊娠してしまうのは、また流産を引き起こしてしまう
可能性があります。
なので、手術後、2回～3回生理を起こし
子宮内膜を十分厚くさせることが大切です。
新たなふかふかベットを作って、赤ちゃんを迎えましょう！
気持ちもそんなにすぐにはついていけないもんね。
ここは焦らず、体と心を休めることに集中したい期間です。
●卵管造影検査後の半年間
不妊治療の登竜門と言われる「卵管造影検査」。
非常に痛いと噂があるので、痛みが怖くて恐れている人も多いですよね。
卵管の軽度の詰まりなら、検査中に治療することができます。
詰まっていた卵管のとおりが良くなるのですから、
検査後は妊娠率が高まるのも納得ですよね。
検査の刺激で詰まりや癒着が改善し、
卵管内の絨毛の動きがよくなります。
（絨毛には、受精卵を子宮に運ぶという大事な役割があります。）
卵管のつまりがない人も、
小さなトラブルが改善される可能性が大きいため
検査後は、ゴールデン期間に突入します。
私が当時、卵管検査をした医師に言われたことは、
検査後、4か月～6か月は80％～90％の人が妊娠するということ。
（今なら、これはちょっと言い過ぎだって感じる）
あまりに数字が高すぎて、こりゃ絶対妊娠する！！
半年以内に、陽性反応が出るんだ！
と、鼻息が荒くなった記憶があります。
だって、9割ですよ？
10人いたら9人ですよ？
（しつこい(´・ω・`)？）
自分が、まさか1割に入ると思わないじゃない( ;∀;)
・・・
6か月後、その1割に入ったことを思い知ったんですけどね。
（人生なんて、まさかの連続じゃ・・・）
っと、私の話は置いといて、
一般的に、卵管造影検査後は、妊娠の確率がぐぐぐーーっと
上がります♡
だから頑張れるんですよね、怖い検査も。
●ポリープの手術後
そして、つい最近受けたのがポリープの切除です。
ちなみに、私のポリープは小さかったので、外来でサクッと取りました。
痛みもなく、薬をもらってもちろん、日帰りです。
小さくてもポリープが原因で妊娠できないなら、
ポリープがなくなったことで妊娠できるかもしれない！！
ポリープの切除はポリープの数や大きさにより私のように
麻酔が必要ない場合もあります(^^)/
そして、切除後は、
妊娠しやすいゴールデン期間を迎えるのです♡
■私は経験してないけどほかにもあるゴールデン期間
私は、未経験なのですが
卵管鏡下卵管形成術（FT）後も妊娠確率が非常に高くなると
言われています。
卵管鏡下卵管形成術についてはコチラに詳しく・・
1年以内の妊娠率が30％～40％になるという治療法です。
もう、体外受精しか治療法がない！と
言われた方も、卵管鏡下卵管形成術を受けることにより
人工授精やタイミング法を行うことができます。
卵管通過障害の人だけじゃなく
原因不明の不妊にも効果があるというから
スゴイですよねぇ。
（興味あり(´・ω・`)）
卵管鏡下卵管形成術を受けて3か月～半年間は
ゴールデン期間に突入です！！！
■ゴールデン期間の過ごし方・治療について
何度かゴールデン期間を経験して思ったことは
焦らず
騒がず
期待せず
です。
なんか、
甘からず
辛からず
ウマからず
みたいな言い方になっちゃいましたが、
ホント、この3原則
焦らず 騒がず 期待せず
（私が勝手に決めたやつ）
は、身に染みて思います。
●なんでこの3原則なのか？
検査や術後、3か月～半年ってね、
あっという間に経っちゃうんですよ。
排卵は月に1回だから、めっちゃくちゃ焦るじゃないですか。
期待しているだけ焦る。
で、いつも以上にストレスが溜まってしまうんです。
だから、焦らず・騒がずです。
で、期待せずっていうのは、
卵管造影後のゴールデン期間を無駄に過ごしてしまった私の
経験から思うことです。
ゴールデン期間だから、妊娠しやすいから
ってことで、２か月はタイミング法をやってた。
で、3か月目でやっと焦って、人工授精
6か月目でやっと、クロミッドなどを使いだしました。
結果論になりますが、
私が、後悔していることは
「あの時なんで、すぐに人工授精をしなかったのか？」
「どうしてもっと早く誘発剤を使わなかったのか」
この2つ。
ゴールデン期間に突入したことで
安心しちゃって、ちょっとのんびりしてしまいました。
（自分の不妊の深刻さをわかっていなかった）
もし、これからゴールデン期間に突入する方がいたら、
治療法は、しっかりと見極めて後悔のないようにしてくださいね。
結果が出なければ、ずっと心に残ってしまいます。
（私のように(´・ω・`)）
今ゴールデン期間を迎えている方は
さらに効果を高められるよう、
葉酸をとったり、食生活や生活習慣に気を付けてください。
おわりに
もう、ずーっとゴールデン期間だったらいいのに。
ゴールデン期間と言われたにもかかわらず、
ゴールデン期間の恩恵にあやかれず・・。
私の場合は、不妊治療や妊活に対して
ちょっと甘く考えていた時期に訪れていたので
結構、後悔していることがあります。
ドラえもんのタイムマシーンがあったらなぁ・・
いや、あったら、もっと若いときの自分にあって
卵子老化する食生活を今すぐやめろ( ;∀;)！！！
って言うな。
ああ、またくだらない妄想にふけってしまった(´・ω・`)。
時間て戻らないんですよねぇ。
今こうやってブログを書いているときも
時間は過ぎていく。
1日1日、大切に生きていきたいなと
強く感じる今日この頃です。
それでは、本日はこの辺失礼します。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
良い1日を～♡
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