妊活ブログ〜ハピコの二人目不妊〜

4年前流産し、現在二人目不妊を克服すべく妊活中・・・今更聞けない不妊治療の超キホンから、不妊治療のリアルを現在進行形でお伝えします☆

5つの婦人科系トラブルと不妊の関係!治療の間は妊娠できない?子宮内膜症・卵巣嚢腫・ポリープ・子宮筋腫

 妊娠に影響がある婦人科トラブルは絶対に自己判断してはいけない理由!!!

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こんにちは!ハピコです。
不妊治療のブログを運営して1年。


たくさんの方から

日々お問い合わせをいただいている中で、
とっても多いのが、


婦人科系トラブルを抱えている方からの
お悩み相談です。


婦人科系トラブルは、早めに治療をしなければ
妊娠に影響が出てしまいます。



とはいえ、早めに不妊治療を始めなければ
年齢が心配・・・

病気の治療と年齢への焦りで
イライラや不安が募る日々を
送っている方が非常に多いと感じました。


そこで、今日の記事は、
妊娠に影響する5つの婦人科系トラブル
不妊の関係についてお話ししていきます。

■自己判断とガマンは禁物

 

妊娠を望む・望まない関係なく、
全ての女性にお願いしたいのが、
気になる症状があれば、
早めに医師の診断を受けたほうがいいということ。


特に婦人科系トラブルは、


「これぐらい、たいしたことないよね」

とか、



「様子をみよう・・」

「今日は症状が出なかったし、また来月でイイか」

「検査怖いし、婦人科嫌い」

っていう感じで、放っておく女性がかなり多い。


そりゃ、婦人科なんて、できれば行きたくないし、



あの、自分の意志とは関係なく、
勝手に足が開かれる椅子は、

 

不妊治療で何度となく通っている

私でも嫌だ(´・ω・`)


いや、わかりますよ、わかります。


仕事が忙しいなか、待ち時間の長い病院へ
わざわざ足を運ぶ時間があれば、

薬局で漢方薬とか飲んでた方がいいって気持ち


それに、婦人科は、医師の当たりはずれも多い。

勇気を出して行ったのに、
医師から暴言を吐かれた人や、
痛み、恥ずかしさ、辛さが多かった人は

もう2度と行きたくないって思っちゃいますよね。


だけど・・だけど、
気になる症状は、どんな小さなことでも
やっぱり病院で
検査を受けてほしい

 

なぜなら

症状が進んで、病気が進行してからでは
「妊娠」したいときにできなくなる可能性が
大だからです。



妊娠に影響する5つの婦人科系トラブルと言えば

  1. 子宮筋腫
  2. 子宮内膜症
  3. 子宮内膜ポリープ
  4. 卵巣嚢腫
  5. 子宮頸がん・体がん


です。この5つはどれも、
マジで早めに発見して治療しないと、
妊娠しにくくなる。


不妊治療の辛さを知っているからこそ、
安易な自己判断とガマン
一生、後悔し続けることは、避けてほしいと
思います。

私みたいにね。

■婦人科系トラブル1…子宮内膜症

子宮内膜症っていうのは、
通常、子宮内にしかできない子宮内膜が
子宮以外の場所にも発育してしまう病気です。



今は出産されママになった
松浦亜弥さんも子宮内膜症を患い
苦しんでおられました。


子宮内膜症って名前から
子宮の中で起こる病気だと勘違いしがちですが、
そうじゃなくて、


卵巣や卵管・腹膜・直腸・膀胱など、
子宮以外の場所に、子宮の中と同じような内膜が
出来てしまう病気です。

生理って、子宮内膜が剥がれることで起こる
出血だってことはご存知ですか?



子宮以外の場所でできた「内膜」も、
子宮内でできた内膜と同じように、
出血するんです。



この出血が、体外へ流れ出ないように、
卵管や卵巣が周りの組織と癒着して、
不妊の原因になると言われています。



で、卵巣に子宮内膜が増えて、
古い血が溜まる「チョコレート嚢腫」は、
治療に手術が行われることも多いです。

 

www.hapiko365.com

子宮内膜症の症状

子宮内膜症のおもな症状は、強い生理痛。


生理じゃないのに下腹部が痛くなったり
腰痛、性交通、排便痛を感じることもあります。

内膜症が直腸や膀胱にできた場合は、
下痢や血便、血尿が出ることも。

いずれにしても子宮内膜症かどうかを
確かめるには、

  • 問診:月経の状態を確認
  • 経腟超音波検査:膣内に器具を挿入して子宮や卵巣の状態を調べる
  • 内診:子宮に指を入れて大きさや位置、癒着がないか子宮の動きを確認
  • 細胞診:子宮頸がんの検査
  • 血液検査:腫瘍マーカーCA125
  • その他:MRIやCT

以上のような検査を行い判断していきます。

進行したものだと、超音波や
内診で確認することができます。

子宮内膜症の不妊原因

子宮内膜症が妊娠に影響する原因は、
周辺組織との癒着です。

癒着により、卵管閉塞・ピックアップ障害
腹水が溜まり受精を阻害するなどの
色々な不妊要素が起こるためです。


子宮内膜症の治療法は?

子宮内膜症の治療は、妊娠を望むかどうかで
進め方が変わります。

手術やGnRHアナログ、ダナゾール、ディナゲストや
低用量ピルなど、さまざまな薬で排卵を止めたり、

閉経状態にして子宮内膜症の症状を緩和させます。



排卵や受精を邪魔するような癒着は
手術で剥がします。



治療には大体、6か月くらいかかり、
治療の間は、妊娠できません。



35歳前後の女性だと、
この6か月で確実に妊娠力が落ちるでしょうし、
治療法の選択は本当に難しいですよね。

最近では、子宮内膜症がある場合、
体外受精で妊娠を目指すカップルも
増えています。

ただ、軽い場合はホルモン剤で治療できるので
やっぱり早めに診断を受けた方が絶対にイイ!

■妊娠に影響がある婦人科系トラブル1…子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮にできる
こぶのようなもののことを言います。

女性の3人に1人は持っていると
言われています。

筋腫には、以下の3つの種類があります

  • 子宮の筋肉の層にできる
    「筋層内筋腫」

  • 子宮の筋肉の層の外側にできる
    「漿膜下筋腫」
  • 子宮内部の粘膜あたりにできる
    「粘膜下筋腫」


この中で、妊娠に影響があると言われているものが
「筋層内筋腫」と「粘膜下筋腫」です。

この2種の筋腫は、受精卵の着床を妨げる
恐れがあるため、妊娠しずらくなります。



ふわっとふかふかの子宮のベットに
受精卵が着床するはずなのに、

筋腫ででこぼことなった子宮では
着床しずらくなるのは想像できますよね。


子宮筋腫がある場合の症状は?

子宮筋腫の代表的な症状は、
生理の出血が多くなることです。

私の母も筋腫ができ、手術しましたが
生理の時、ズボンがびっしょり濡れるぐらいの量の
出血があったと聞きました。

こんな出血があれば、
だれでも病院へ駆け込むと思います。

 

でも、多少出血が多いくらいでは

なかなか病院へ行こうとは思いませんよね。

母の場合、「生理の量が多くなったな・・・
でも、まあ、大丈夫か」
って思っていた数か月後に、

外出先で、大量の出血に見舞わました。



出血量の他には、下腹部痛・貧血・便秘や腰痛、
生理痛が激しくなるなどの症状が出ます。


子宮筋腫の治療法は?

子宮筋腫の治療法は、手術です。
大きさが1.5~2cmを超えるもの、
出血量が多い場合は

手術で筋腫を取り除きます。

術後、子宮内膜が安定する3か月から半年は
妊娠しないようにしなければいけません。

とはいえ、これは着床に問題があると
判断された場合。

着床に問題がなければ
様子をみることがほとんどです。

■妊娠に影響がある婦人科系トラブル3…卵巣嚢腫

卵巣嚢腫って漢字でみると・・
ただならぬ雰囲気ですよね。

卵巣に腫瘍ができるなんて
がん?

って思考になりがちです。


でも、卵巣にできる腫瘍の9割以上が
良性腫瘍と言われていますので
安心してください。

その良性腫瘍の中で一番多いものが
卵巣嚢腫です。

卵巣嚢腫には以下の3つのタイプがあります。

  • 髪の毛や歯・皮膚が溜まる「皮様嚢腫(類皮嚢腫)」
  • 透明な液体が溜まる「漿液嚢腫(漿液性嚢腫)」
  • 粘りのある液体が溜まる「ムチン(粘液性)嚢腫」


また、子宮内膜症が原因で起こる嚢腫に
「チョコレート嚢胞」もあります。

通常腫瘍は、更年期以降の女性に見られるのですが、
卵巣嚢腫は、若い女性にも多いです。

卵巣嚢腫の自覚症状は?

卵巣嚢腫は自覚症状が少なく、
大きくなってから
腹痛や違和感・頻尿などを訴える人が
多いのが特徴です。

握りこぶしくらいの大きさになれば
医師が触ってわかることもあります。


↑触ってわかるくらい大きくなっても
自覚症状はほとんどないらしいですよ。



自覚症状がないまま、嚢腫が大きくなり、
子供の頭くらいになったケースもあるとか・・。

嚢腫が大きくなり、
茎捻転を起こす場合もあり、
激しい下腹部痛や吐き気に襲われます。

卵巣嚢腫の治療は?

嚢腫が5~6cm以上大きくなれば
手術で切除します。
万が一、茎捻転を起こした場合、
卵巣が壊死してしまう恐れがあるため
早急に卵巣を摘出しなければいけません。

卵巣は2つあるので、1つ切除しても
もう片方の卵巣で妊娠が可能です。

さらに最近では、嚢腫部分だけ切除して
卵巣は残す方法も行われています。

ただ、

自覚症状がないのが怖いですよね。
放置していると、知らない間に
突然破裂して、腹膜炎などを起こすことも
あるようです。



気になる症状があれば、病院に行けますが
症状がほとんど出ないとなると・・・。



自分の体の変化には
いち早く気づけるよう、日頃から
体調管理を行うことが大切ですね。

■妊娠に影響がある婦人科トラブル4…子宮内膜ポリープ

私の子宮にもある、子宮内膜ポリープ。
以前↓この記事でも内膜ポリープの話を
していますので、後で時間があれば
目を通していただければと思います★

 

ahaha70.hatenablog.com

 
子宮内膜ポリープは、子宮内膜とか
子宮頸管の一部が増殖し、
こぶのようなものが子宮内に
できる病気です。



大きさは1cmほどのものから
なんと、10cm超えるような
ものまでさまざま。



小さいポリープであれば、
様子を見るのですが、

数が多い場合や
大きくて、着床に影響がある場合は
妊娠に影響があると言われています。

自覚症状は?

子宮内膜ポリープも自覚症状が少ないと
言われています。


かくゆう私も、
ポリープがある自覚症状なんて
まったくありませんでした。


不妊治療の内診で
医師から言われなかったら
まーーたく異変があることなんて
気づかない。

症状の例では、生理の出血量が多くなる、
痛みや、不正出血があることらしいです。

で、

不正出血があると、子宮内部の血液が
着床を邪魔することがあるらしく
妊娠に影響が出ると言われてます。



不正出血なんて、
病院へ行っても、
ホルモンバランスの崩れで
済ませられることもあるから

気を付けたいですよね。

子宮内膜ポリープの治療法は?

妊娠に影響がなさそうなものなら、
様子を見ます。

また、軽症で数も少ない場合は、
ピルを服用して改善されることも♡

ポリープが大きくて、
数も多い場合は、
子宮鏡下手術が必要になります。

子宮内膜ポリープは、手術で切除しても
再発することがあるので要注意!

■妊娠に影響がある婦人科系トラブル5…子宮頸がん・子宮体がん

言わずと知れた、恐ろしい病気「がん」

もう、がんに打ち勝つには、
「早期発見が一番」

って、先日受けた、乳がん検診の看護師さんも

言ってました。



あ、乳がんも、

妊娠に影響がある婦人科系トラブルに入りますね。



乳がんも子宮体がんも、子宮頸がんも
超初期の段階では、

「まったく怖くない!」
って、看護師さんが言ってました。

手術も必要なく、投薬で治るって。



だから、年に1回の検診は
必ず受けましょうって。



万が一、検診後にがんができ始めても、
乳がんは、自分で毎日触診していれば
気付ける!!

とも言ってましたよ。

で、体がんは、若い女性には少ないので、
子宮頸癌に特に気を付けるようにとも話していました。

子宮頸がんとは?

子宮頸がんは、子宮の入口である子宮頸部にできるがんです。
ヒトパピローマウィルスが原因で、
性交により感染します。


不特定多数の性交渉が多ければ多いほど
感染すると言われていますが、


性交渉が少ないからって安心できません。


子宮頸がんの自覚症状は?

初期の子宮頸がんは、自覚症状がありません。

自覚症状が出てきたときには、かなり進行していると言います。


その時に見られる症状は、

不正出血、性交痛・性交時の出血、おりものの増加です。


進行すると命にかかわる病気なので、
早期発見、年に1回の検診は絶対に欠かせません。

子宮頸がんの治療法は?

超初期であれば、手術も必要なく、

さらに0期であれば、

子宮本体を残す円錐切除術」が可能です。


最近は、0期以上進んでいても、

子宮本体を残す病院もあるようです。


でも、もし妊娠してから、

がんが見つかった場合、


赤ちゃんの命と自分の命を選ぶような
辛い選択を迫られます。



だからこそ、妊娠を望む望まないにかかわらず
定期的な検診は必要なんですよね。

おわりに

いかがでしたか?
妊娠に影響する婦人科トラブル。

どの自覚症状をみても、
生理のある女性なら1度は

経験したことがあるようなものですよね。



正直言って、
私なんて、自覚症状の部分だけ見れば
どれもこれも当てはまる。

で、こんな自覚症状、最初は
「なんじゃこりゃーーー」

ってびっくりするんですけど、
数か月経つと

「あ・・またか」
「でーじょーぶ、でーじょーぶ」
「どうせまた、ホルモンバランスが崩れたんでしょ」

とかって、自己判断しがち

これがきっと、危ないんですよね。



赤ちゃんがほしいと思った時に
婦人科トラブルの治療から始めるなんて
年齢が35歳過ぎていたら本当に焦ります。



いきなり体外受精から始まるのも
金銭的負担、身体的負担、精神的負担

どれをとっても
負担がでかすぎるぜよ・・・



がん検診は
検診費用も施設を選べば、
3000円程度で済む。



かかる時間も1時間ほど。
(検査時間は数分)

面倒だし、婦人科が苦手かもしれないけど
30歳過ぎたら、検診は必須です。



で、不正出血・月経過多・下腹部痛・オリモノ異常は
気づいたときに必ず医師の診断を受けましょう。



今もし、婦人科トラブルを抱えていて
不妊治療を進められずイライラしたり
焦ったりしている方は、

自分の気持ちが落ち着く、
自分にあった病院を探すことも
大切かもしれません。


医師に「こうだ」「この方向で」
と言われても、もやもやしたら
絶対にセカンドオピニオンです。


女性は妊娠にタイムリミットがあります。
納得しながら進めないと
後で絶対後悔することになる。


私みたいに(´・ω・`)・・・


そうなってほしくないから、
基礎的なことかもしれないけど
記事にさせていただきました。



それでは、今日はこの辺で♡
今日も読んで頂きありがとうございました。
良い1日をお過ごしください♪

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