妊活ブログ〜ハピコの二人目不妊〜

4年前流産し、現在二人目不妊を克服すべく妊活中・・・今更聞けない不妊治療の超キホンから、不妊治療のリアルを現在進行形でお伝えします☆

AMH検査(抗ミュラー菅ホルモン)を受けた!検査方法と費用は?医師の一言で救われた

私の卵子はあとどのくらい残っているのだろうか?

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こんにちは!ハピコです。

先日、AMH検査(抗ミュラー菅ホルモン)を受けました。

 

人工授精6回目も見事に撃沈した私ですが、

体外受精の予定も経っておらず、

病院で行う治療は、宙ぶらりんな状態です。

 

そんな私に医師が

 

「あれ・・?血液検査やってなかったよねえ。

あと、残りの卵子がどのくらいあるのか、

目安として知る事が出来る

抗ミュラー菅ホルモン検査がありますが、

受けてみますか?ただし、実費になります!」

 

っと、言いました。

 

そう!そうなんです。

私は治療の途中で2度転院したため、

今の病院では、血液検査を受けていないんです。

 

もしかすると、これで原因がわかるかも?

そんな期待を込めて、今多くの医師が最重要視する

AMH(アンチミュラー菅ホルモン)検査を受けてきました!!

 

検査方法と費用や

検査結果についてを記事にしましたので

これから受けられる方はぜひ参考にしてください。

 不妊治療前の定番検査★採血でわかるホルモンの状態おさらい

今回受けた検査は、

不妊を疑い、病院へ行ったときに最初に行う血液検査です。

 

私は、前の2つの病院で受けており、

異常がないと診断されていたため、今の病院では受けていませんでした。

 

女性ホルモンと妊娠は、

密接に関係していることはご存知だと思います。

 

この妊娠に関係する

様々なホルモンの状態を目安として知ることが出来るのが血液検査です。

 

採血で行うホルモン検査でわかる事をおさらいしておきましょう!

採血でわかるホルモン
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)・・・卵胞の発育を促す。

  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)・・・子宮内膜を厚くする。俗にいう女性ホルモンの代表格

  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)・・・子宮内膜着床を準備する

  • 黄体化ホルモン(LH)・・・成熟した卵子の排卵を促す。

  • 乳汁分泌ホルモン・・・プロラクチン・・・乳汁の分泌と排卵の抑制

 

このような様々なホルモン同士

それぞれ密接に関係し働きながら、

月経・排卵・妊娠と進んでいきます。

 

このホルモン値の値を見る事で、

排卵が起こりにくい原因や、

着床しにくい状態になっていないか?などを

探っていくのです。

 

ホルモンは、ある程度薬で補うことができます。

 

ですから、原因を知り補ってあげれば

「すぐに妊娠したぜ!」っという話もよくあることです。

 

私はなぜ妊娠しないのか?

その原因がせめて知りたいと、

1度は受けた検査ではありますが期待を込めてまた受けました。

 

しかし、結果は、異常なし

がーん。結果が分かれば治療できると思ったのにい!!

 

でもですね、基礎的な血液検査と

一緒に受けられるAMH(抗ミュラー菅ホルモン)検査の値に

驚愕しました!!!

私が受けた抗ミュラー菅ホルモン検査の方法と基礎知識

ごく最近になって行われるようになった

抗ミュラー菅ホルモン検査(AMH)。

 

AMHは

アンチミューラリアンホルモンとか

アンチミュラー菅ホルモンとか呼ばれることもあります。

 

最近では、多くの不妊治療専医が重視する検査です。

医師によっては、

30代になった女性は結婚有無関係なく受けておいたほうがいいと言います。

 

さて、このAMH検査について詳しく確認していきましょう!

AMHホルモンとは?

AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは、

発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。

 

AMH検査とは?

AMHが血液中に

どのくらいあるかを測ることで

卵巣内に残っている卵の数を予測します。

 

AMH検査の方法、痛みは?

AMH検査は血液検査です。

病院によっては、不妊治療の最初の検査で

AMH検査も一緒に行うところもあります。

 

痛みは、通常の採血と変わりません。

看護師さんの腕次第です。

 

AMH検査の目的は?

女性の卵巣にある原始卵胞は、胎児の頃に作られます。

この時点での数は200万個です。

 

でも、最初の生理の頃には既に30万個に減り

これが排卵の有無にかかわらず毎月1000個単位で減っていきます。

 

卵子は新しく作られるものではなく

胎児の頃から貯蔵しているものです。

なので、古くなるし減っていきます。

 

さらに、生活習慣やストレスなど個人によって

卵子のさらされる環境は違います。

 

卵子老化は年齢が問題視されますが、

残りの卵子がいくつあるかは、年齢に比例するものではないのです。

 

20代や30代前半でもAMHが低い・・・つまり

残りの卵子の数が少ない人もいます。

 

このAMH検査を受けることによって、

卵巣にどのくらいの卵子が残っているかを予測して

治療方針を決める指針にななるのです。

 

治療スピードを速めた方がいいとか

排卵誘発剤によって、

いくつくらいの卵子を発育し採卵できるようになるか・・?

 

といった、体外受精の

卵巣刺激法を決める重要なデータになります。

 

このAMHの値が少ないと、

排卵誘発剤を使っても採卵できる卵の数が少ない場合が多いです。

 

 

私は、体外受精を希望していますから、

自分の卵子がどのくらい残っているのか知るこの検査はとても、興味がありました。

 

私の抗ミュラー菅ホルモン検査の結果→医師言った事

長くなりましたが、今日の本題です。

私の抗ミュラー検査の結果ですが・・・・

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なんと、35歳で1.64!!

 

数字だけではわかりにくいと思いますので、平均でお話しします。

 

まず、私の年齢35歳での平均値は・・・4.5くらいです

 

で、私が、1.64・・・。

す・・少ねぇ・・・

 

私の値、1.64ってのは、

なんと44歳の数値なんです!!

ショック!!!

 

この結果を見て、私、

ぽかーーーん。。。

 

放心状態

 

卵子・・・ほとんどないってことなのかな?

だから、二人目がなかなか妊娠しなかったのか・・・

 

AMHが低いと妊娠できないの?

 

体外受精しても・・

卵子がたくさん取れない=確率は低いの??

 

むしろもうダメなのか?

 

色々な疑問と不安が頭の中でぐるぐる・・。

 

その様子を見た医師はすかさず言いました

「これは、あくまでも目安です。

卵子の数の目安であって、

【卵子の質】ではありません。

 

妊娠に重要なのは、【卵子の質】なので、

たとえ、排卵誘発剤を使って採卵が1個でも、

その1個の卵子の質が良ければ妊娠します

 

AMHの値が低くても、

卵子が取れれば妊娠する可能性はもちろんあるのです。

 

1度の採卵でとれる数が多いと、

質のいい卵である確率が高いということ。

さらに、受精卵になる可能性が高いということ。

 

という意味です。

 

あまり気にしなくてもいいですよ。

体外受精の際に使う卵巣刺激法を決める目安としています」

 

という事でした。

 AMH検査は卵子の数を数えているわけではない

勘違いしてしまうのですが、

AMH検査は、卵巣に残った卵子の数を数えているわけではありません。

 

AMHの値から、

卵巣機能の状態を知り、原始卵胞の残りの在庫を

予測しているだけに過ぎないのです。

 

そして、この卵巣機能の状態は、

年齢に比例しません。

 

若いから卵巣機能がいいかといえば

必ずしもそうじゃない。

 

40歳だから卵巣機能が衰えるなんて

一概には言えないのです。

 

卵巣年齢は個人差が非常に大きいため、

AMH検査を受けて自分の数値を知ることが

大切です。

AMH値が低いからって悲観しなくていい

私のAMHの値は、とても低いです。

もしかすると閉経も早いのかもしれません。

興味はありましたが、この結果に結構ショックでした。

 

でも、先ほどの先生の言葉を思い返してみれば

どうでしょうか・・・。

 

AMH値が低くても、残ってる卵子の質が良ければ

妊娠する可能性は十分あります

 

AMH値はあとどのくらい不妊治療ができるか?

卵子の数から時間はどのくらい残っているか?

と予測することはできるけど

 

卵子の質まではわからない。

質のいい卵子が1つでもあって、

それが受精すれば妊娠は成立します。

 

先生によると、AMH値がゼロに近くても

治療して妊娠・出産した方は珍しくないそうです。

 

だから、ひどく落ち込んだり

がっかりしなくていいのです。

 

とは言ってもね

残っている卵は少ない・・

この卵の質はどうなんだろうと、気になります。

 

そして、残されている時間も・・・

数値が平均より低いのだから、あまりないんじゃないかと

焦ってきています。

 

これは、早いうちにとにかく、

卵子を凍結だけでもさせて方がいいんじゃないか?

 

体外受精は反対している主人ですが、

卵子凍結だけでもしておいた方がいいのかなと考えています。

 

あくまでも目安とはいえ、

受ける検査の結果を見ながらよく考え

対処していかなくてはいけないと思いました。

 

AMH(抗ミュラーホルモン)検査費用っていくらかかるの?

AMH検査は保険適用外の検査です。

私が通ってる病院では、約7千円でした。

 

検査を受けた日は、

ほかの血液検査や内診と一緒に受けたので

合計12000円くらいかかりました。

 

不妊治療ってお金かかりますよねーー。

 

いつも諭吉が飛んでいくので

たまに、「本日会計590円です」と言われると

拍子抜けしちゃいます。

 

もう、麻痺してるのかも。

 

ということで、今日はAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査についてお届けしました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

AMH検査の数値が低い方は↓是非この記事もどうぞ

www.hapiko365.com

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